安全で衛生的な食品を提供することは、市場の大きな役割です。
会津若松市公設地方卸売市場は、常に食の安全を追求していきます。
食の安全を守るために
食の安全・安心とは、食品に含まれるリスクを適正な制度やシステム等で最小限に抑え、消費者の信頼を確保することです。
私たち市場関係者は、安全な食品を流通させるために、常に適正な施設管理や食品の衛生的な取り扱い等の品質管理を行っています。また、会津産農産物の安全・安心の確保と風評の払拭を図るため、出荷者や集荷者、また市場内事業者によるデジタルサイネージ等を利用した放射性物質のモニタリング情報の活用と確認の徹底に努めていきます。
食の安全を消費者の皆さまの安心につなげていくため、その確保に向けた仕組みや取り組みを行い、食の安全に関する情報を消費者にわかりやすい形で公開していきます。
衛生的な加工環境を整える
私たち市場関係者は、衛生的な市場環境を永続的に維持していくため、下記の取り組みを実施しています。
「HACCP(ハサップ)」の義務化
HACCP(:Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、国際的に認められている食品の衛生管理手法で、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法のことです(厚生労働省ホームページから抜粋)。
HACCPの導入が2020年6月から義務化されることに伴い、市場協会は卸売市場食品等関係事業者がHACCPに沿った衛生管理(危害要因を未然に除去または低減することで、食の安全、安心を“見える化”する)に取り組んでいくことをサポートしていきます。